【剣盾ダブル】日本一決定戦予選使用構築 陽キャギャラドス
アローラ!(死語)
ゆとりと申します。
今回は日本一決定戦予選及び第2回てるチャレからずっと使ってるギャラドス構築を紹介しようと思います。
新たにポケモンが解禁されましたが、ギャラドスを使ってみたいという人の参考に少しでもなれればと思います。
[構築経緯]
今までずっと、ホロウビートやリザピのような先発ダイマから押し切る構築を使用していた為、後発から打開ダイマで詰める構築を組むことを決意。
色んな人の構築記事を読み漁り、1番しっくりきたのが、おの(@onoDyna)さんのギャラドス構築であり、ギャラドスを主軸とした構築を組むことを決める。
-夢御三家、鎧解禁前-
まずは自分なりに構築を仮組みすることにした。出来たものがこちら。
所謂ギャラライチュウで電気を吸いつつギャラドスを通していくものである。
少しだけ回してみると、問題点が浮き彫りになる。
・ライチュウオーロンゲの同時選出が弱すぎる。
・ライチュウ、お前オーロンゲの電磁波吸うなや。(ガバ)
・ナットレイがダイジェットとの噛み合いが悪すぎる。
ナットレイはギャラドスのダイアースのDアップ、ダイストリームの雨で弱点を軽減できると考え採用したが、横の噛み合いが悪すぎるのは問題点であった。
また、ライチュウのパワーが無さすぎることから、構築全体のパワーを自ら落としてしまっていた。
これらの反省から、電気ポケモンはこっちから狩ればいいのでは?ということから
→型破りの変更がすんなり決まった。
そしてナットレイの枠だが、優秀な範囲技、トゲキッスやラプラス、鈍足ポケモンの並びに対する圧力をかけることができるポケモンを模索していたところ、拘り眼鏡を持たせたがヒット。
こうして
の並びが完成した。この構築でてるチャレに挑むことになる。
【個別紹介(簡易版)】
@メガネ 控え目CS
オーバードライブ ハイパーボイス ヘドロ爆弾 ボルトチェンジ
@リリバ 腕白H244B252d12
ソウルクラッシュ リフレクター 挑発 電磁波
ギャラより早いポケモンに対して電磁波を撒くのがお仕事。
それさえできたら早期退場して頂きたい。
@チョッキ 臆病CS
流星群 シャドーボール 火炎放射 10万ボルト
持たせるものが無くて、適当にチョッキを持たせてみたら、これが大当たり。
使いやすさが尋常ではなかった。
@襷 陽気AS
@命の珠 陽気AS
@オボンのみ 臆病H180B4C68D4S252
火炎放射 バークアウト 神速 守る
先発で出して相手の弱体化を図る。鬼火が欲しい場面もあったが、電磁波より優先度は低いと判断し、襷つぶしに優秀な神速を採用。
結果として、てるチャレで優勝することができ、構築に自信をもつことができた。
-夢御三家、鎧解禁後-
環境にリベロエースバーン、グラスフィールドゴリランダーが蔓延。
このことはむしろ追い風(どちらもギャラドスの起点にできる)であったが、一番頭を悩ませたのは、ワイドフォースの登場によるイエッサンの増加である。
これにより、あまり出さないストリンダーが更に腐ってしまい、おまけに電磁波が通りにくくなってしまった。このままでは勝てないと判断し、ストリンダーの枠を見直すことに。
ここに欲しい要素は
・フィールドを取り返せる。
・ラプラスに打点がある。
の2点
ならこっちも新ポケモン使ってやろうではないか、ということでが内定した。
また、最速鉢巻ドサイドン+ウォーグルの構築に手も足も出ないことが判明したので、の10万ボルトを熱湯に変更。これにより、初手と出すことで、イージーウィンできるようになった。
ベースはそのままに、少し改良して試運転したところ、かなり感触がよく、この6匹で行くことを決めた。
【個別紹介(詳細版)】
@突撃チョッキ 臆病CS
流星群 シャドーボール 熱湯 火炎放射
実は選出率断トツの最下位。ただ特定の構築(ドサイウォーグル、雨サンダース)には必ず選出していた。
眼鏡の枠が空いたので、眼鏡の採用も考えたが、雨と対峙する際にチョッキで拾った試合があったので、このまま続投した。
@オボンのみ 臆病H188B4C68D4S252
火炎放射 バークアウト 手助け 守る
神速の枠を手助けに変更。理由はダイマックスバンギを確実に落としたい場面があるのと、後述するゴリランダーのグラススライダーがあるため。
運用方法は変わらず、相手にデバフをかけ続ける。熱風でなく火炎放射なのは、ガラルヒヒダルマを高乱数でしばける、命中安定のため。
@命の珠 陽気AS
本構築の大本命エース。どれくらいエースかというと、陵南の仙道くらい信頼されているエース。
後発で選出し、前2匹が作った起点を利用して全抜きしていく。
ゴリランダー加入により草打点いらなくね?と考え、守るを採用したが、思ったよりダイソウゲンを打ちたい場面があったので、変更なしとなった。
@リリバのみ 腕白H244B252D12 ※キョダイマックス個体
DDラリアット 電磁波 リフレクター 挑発
ギャラドスを支える相方。こいつの電磁波からすべてが始まる。
技はイエッサン、サマヨールに対する打点となるDDラリアットに変更。
特に語ることは無い。電磁波撒いたらお仕事はほぼ終わりなので、定時退社して頂きたい。
@気合の襷 陽気AS
ギャラドスのダイジェットに乗って地震を打つ動きが強すぎた。おまけとして、電磁波アイヘで相手を地獄の底に叩き込むこともあった。
@きせきのタネ 意地っ張りH252A84B4D12S156
A:手助けGFウッドハンマーでH252B4ダイマックスバンギラスを確1
S:最速バンギラス抜き
イエッサンを許さないために参入したゴリラ。とんぼがえりを採用したことで、ギャラドスの有利対面を作ることに成功し、そこから全抜きすることも可能になった。
バンギラスを強く意識した配分になっているが、今回の予選ではバンギラスが増えると予想したためである。
選出
+or
+oror
ほとんどこれで選出する。
とにかくギャラドスを通すことを意識して立ち回る。
【反省点】
・ギャラドスを通すことに重点を置きすぎた結果、通らなかった場合にケアが効かないことが多発した。
・電磁波外してロンゲを倒されるとゲームが終わる可能性がある。
・相手の指orねこだまし+トリルに対する立ち回りが甘かった。
【あとがき】
かなり自信があっただけに、結果を残せなかったのが悔しいです。ギャラドスは新環境でもやれると信じているので、来年に向けて新たなギャラドスの可能性を探していきます。
また、ひとつの構築を突き詰めることで、その構築の良さや悪さをじっくりと見ることができ、今後の勉強にもなりました。
これでVGC2020シーズンは実質終了となりますが、来年のVGC2021に向けて、ポケモンには取り組んでいきたいと思います。
拙い文章でしたが、ここまで読んで頂き、ありがとうございました